第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開会式があり、創志学園(岡山)の選手らも入場行進をした。 前回大会優勝の山梨学院、準優勝の報徳学園…

 第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催、朝日新聞社後援、阪神甲子園球場特別協力)は18日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開会式があり、創志学園(岡山)の選手らも入場行進をした。

 前回大会優勝の山梨学院、準優勝の報徳学園(兵庫)などに続き、創志学園は10番目に入場。豊島虎児主将(3年)は「この場で野球をやるんだというわくわくと、やっていこうという強い気持ちになった。簡単に歩ける場所ではないので、自信にも誇りにもなる」と話した。

 前日、「選手がゲートを入ってくるのを見たら涙が出るかも」と話していた門馬敬治監督だが「さすがにそんなことはなかったですね。しっかりやるかな、と見ていました」。

 谷口颯太記録員(3年)が持ったプラカードの校名は、明誠学院(岡山市北区)の前山明咲さんが書いた。同校書道部は昨年、「書の甲子園」と呼ばれる国際高校生選抜書展の中国地区で優勝。創志学園の前後を歩いた広陵(広島)は吉田真依さん、耐久(和歌山)は岩男幸乃さんが担当した。(大野宏)