アジアツアーで話題を振り撒いている大谷。その光景に韓国メディアも沸いている。(C)Getty Images 大谷翔平に対する関心は、日本だけでなく隣国でも高まっている。韓国の日刊紙『朝鮮日報』は、「大谷の韓国愛」と銘打った記事を掲載…

アジアツアーで話題を振り撒いている大谷。その光景に韓国メディアも沸いている。(C)Getty Images

 大谷翔平に対する関心は、日本だけでなく隣国でも高まっている。韓国の日刊紙『朝鮮日報』は、「大谷の韓国愛」と銘打った記事を掲載。今月15日の来韓以来、国内で一大旋風を巻き起こしている日本球界の偉才を称えた。

 まさにセンセーショナルな日々が続いている。今月14日に新妻の真美子夫人を連れ添って、ドジャースの面々とともに韓国へ入った大谷は連日のように話題を提供。3月20日に迎えるパドレスとの開幕戦に向け、注目度はかつてないほどに高まっている。

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 3月17日に行われた韓国プロ野球(KBO)のキウムとのエキシビションマッチで大谷は2打席連続三振と凡退。だがしかし、球場は彼の1スイングごとに熱狂。いささか異様な雰囲気ともなっていた。

 大谷の凄まじい人気を生まれる理由を分析した『朝鮮日報』は、「韓国への好感度の高さはひとつある」と指摘。16日の記者会見に「あのときからもちろん好きな国のひとつです。当時は本当に台湾と韓国くらいしか(海外に)行ったことなかったので、そういう意味でも特別でした。また野球でこうやって帰ってこられてプレーするというのは自分の中でも特別かなと思います」と話した本人の言葉を引き合いに出し、「大谷は日本で最高の外交官だ」と強調した。

 また、同紙は大谷が韓国到着直後にアップした公式Instagramのストーリー動画で、韓国国旗を複数利用したことを紹介。「あれだけ多くの太極旗をSNSで使う日本の選手は初めて見た」という反響を伝えている。

 おそらく本人に他意はない。それでも韓国へのリスペクトに溢れた大谷の言動はやはり感心せざるを得ない。同国のスポーツメディア『OSEN』は「なんて誠実な男だろうか。彼の韓国への愛情は本物だった」と論じている。

 グラウンド内の振る舞いまでも国際的に称賛され続ける。大谷はいったいどこまで完璧なのだろう。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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