(18日、第96回選抜高校野球大会1回戦 熊本国府2―1近江) 近江(滋賀)の先発・西山恒誠には悔しい負けになった。1―1で迎えた延長タイブレークの十回1死満塁。1ボール1ストライクからの直球がワンバウンドになり、サヨナラの走者の生還を許し…

(18日、第96回選抜高校野球大会1回戦 熊本国府2―1近江)

 近江(滋賀)の先発・西山恒誠には悔しい負けになった。1―1で迎えた延長タイブレークの十回1死満塁。1ボール1ストライクからの直球がワンバウンドになり、サヨナラの走者の生還を許した。三振の山を築いたが、初戦の気負いから力んだ。テンポのいい投球を続けることができなかった。最後の1球は下半身に疲労がたまって踏ん張れなかったという。「体力が足りなかった」と出直しを誓った。

 ●多賀章仁監督(近) 「あまりにも打線がつながらなかった。初回の攻めが一番、痛かった。得点できていれば試合展開がだいぶ変わっていた」