(18日、第96回選抜高校野球大会1回戦 青森・八戸学院光星5―3東京・関東第一) 重圧が掛かる開幕戦でも関東第一の先発畠中鉄心は持ち味を発揮した。緩急を生かし、昨秋の公式戦6試合で防御率0・77だったエース左腕。この日も130キロに迫る直…

(18日、第96回選抜高校野球大会1回戦 青森・八戸学院光星5―3東京・関東第一)

 重圧が掛かる開幕戦でも関東第一の先発畠中鉄心は持ち味を発揮した。緩急を生かし、昨秋の公式戦6試合で防御率0・77だったエース左腕。この日も130キロに迫る直球と100キロほどのチェンジアップを投げ分け、7回5安打1失点に抑えた。米沢貴光監督から「良さをしっかりと出した」と評価され、本人も「ほとんどのイニングで持ち味は出せた」。敗戦の悔しさの中に充実感を漂わせた。

 ●米沢貴光監督(関) 「1、2点の勝負で、八回のところまでは逃げ切るイメージでいけていた。ただ、最後は決めきれなかった」