(18日、第96回選抜高校野球大会1回戦 星稜4―2田辺) 星稜(石川)は背番号「20」が試合を決めた。2―2の九回1死二、三塁。左打席の代打、東汰生(3年)は内角直球を詰まりながら右前に運び、勝ち越しの2点をもたらした。昨秋はベンチ外。冬…

(18日、第96回選抜高校野球大会1回戦 星稜4―2田辺)

 星稜(石川)は背番号「20」が試合を決めた。2―2の九回1死二、三塁。左打席の代打、東汰生(3年)は内角直球を詰まりながら右前に運び、勝ち越しの2点をもたらした。昨秋はベンチ外。冬場に一日千スイングを自らに課した成果が、公式戦初打席の殊勲打に。「打った瞬間に『落ちてくれ』と祈った。打球は良くなかったんで」と控えめに喜んだ。