バスケットボール女子日本リーグ(Wリーグ)に都内で唯一参戦しているチーム「東京羽田ヴィッキーズ」の今季最終戦が17日に大田区総合体育館である。16日の山梨クィーンビーズ戦は惜敗したが、最終戦の勝利に向けて戦う。 ヴィッキーズは、荏原製作所…

 バスケットボール女子日本リーグ(Wリーグ)に都内で唯一参戦しているチーム「東京羽田ヴィッキーズ」の今季最終戦が17日に大田区総合体育館である。16日の山梨クィーンビーズ戦は惜敗したが、最終戦の勝利に向けて戦う。

 ヴィッキーズは、荏原製作所の「荏原ヴィッキーズ」が前身。2013年から、特定企業に属さないクラブチームとしてWリーグを舞台に戦っている。1月には、拠点とする大田区とスポーツチームとしては初めて連携協定を結んだ。

 Wリーグは、企業チームとクラブチームの計14チーム。ヴィッキーズは、昨季優勝のENEOSサンフラワーズやトヨタ自動車アンテロープスなどの強豪企業チームに食い込もうと今季を戦った。日本代表の本橋菜子選手らがいるが、半数近くが新加入選手で、かみ合うのに日数がかかった。

 来季からWリーグは2部制になる。今季の成績でヴィッキーズは2部所属が今月決まったが、最終盤のホーム6連戦で勝ち星を量産。16日は終盤に逆転され50―52で接戦を落とし、7勝18敗となった。本橋選手は「修正してチーム一丸で今シーズン最後の試合を戦いたい」と話した。(宮野拓也)