昨年の中山グランドジャンプ覇者のイロゴトシ(牡7、栗東・牧田和弥厩舎)が、日曜中山9Rのスピカステークス(4歳上・3勝クラス・芝1800m)で1年5カ月ぶりに平地に参戦する。  イロゴトシは父ヴァンセンヌ、母イロジカケ、母の父クロフネの…

 昨年の中山グランドジャンプ覇者のイロゴトシ(牡7、栗東・牧田和弥厩舎)が、日曜中山9Rのスピカステークス(4歳上・3勝クラス・芝1800m)で1年5カ月ぶりに平地に参戦する。

 イロゴトシは父ヴァンセンヌ、母イロジカケ、母の父クロフネの血統。生産者は熊本県の本田土寿氏。ここまで29戦5勝。2歳時にひまわり賞を制覇。3歳時には京都新聞杯で5着に健闘するなど、平地でも活躍した。そして6歳時から障害に参戦すると、2戦目で転向後初勝利。ペガサスジャンプSは3着だったが、中山グランドジャンプで2着に3秒1差の圧勝を収め、九州産馬として初のGI制覇を果たした。

 今回は昨年の東京ハイジャンプで6着に敗れて以来、5カ月ぶりの実戦。春の大目標となる中山グランドジャンプへのひと叩きかもしれないが、現級でも3着の実績がある。一昨年の魚沼S(13着)以来、1年5カ月ぶりの平地でどんな走りを見せてくれるのか、楽しみにしたい。