第96回選抜高校野球大会に出場する報徳学園(兵庫)の選手、学校関係者らが15日、地元・兵庫県西宮市役所を表敬訪問した。大角健二監督は「昨年以上というと日本一しかないが、先を意識しすぎず、まずは一戦必勝で臨みたい」と語った。 春は2年連続2…

 第96回選抜高校野球大会に出場する報徳学園(兵庫)の選手、学校関係者らが15日、地元・兵庫県西宮市役所を表敬訪問した。大角健二監督は「昨年以上というと日本一しかないが、先を意識しすぎず、まずは一戦必勝で臨みたい」と語った。

 春は2年連続23回目の出場。前回大会は準優勝に輝いた。

 出迎えた石井登志郎市長は「周りの大人は優勝を期待してしまうが、みなさんは一球一球を楽しんで充実した大会にしてください」と激励した。

 福留希空(のあ)副主将は「全員が一丸となり、一戦一戦を全力で、感謝の気持ちを忘れずにプレーしたい」とあいさつした。

 間木歩主将は取材に、「甲子園に出場する学校はどこも強豪ばかり。チームの調子も上がってきているので楽しみです」と笑顔を見せた。

 大会は18日に開幕し、報徳学園は大会5日目の第3試合(22日午後2時開始予定)で愛工大名電(愛知)との初戦に臨む。(真常法彦)