日本野球機構(NPB)のファーム(2軍)リーグに今季から参加する「オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(BC)」の橋上秀樹監督ら4人が15日、表敬のため県庁に花角英世知事を訪ねた。16日の開幕に向け、「新潟代表として県民に…

 日本野球機構(NPB)のファーム(2軍)リーグに今季から参加する「オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブ(BC)」の橋上秀樹監督ら4人が15日、表敬のため県庁に花角英世知事を訪ねた。16日の開幕に向け、「新潟代表として県民に喜んでもらえる試合をし、子どもたちに野球の魅力を届けたい」と意気込んだ。

 訪問したのはほかに、吉田一将投手、小西慶治選手、池田拓史社長。花角知事の「準備はどうですか」との質問に、橋上監督は「もう万全です」と笑顔で答えたうえで、「(他のチームと)実力差を感じるところもあるが、まるっきり歯が立たないこともない。勝負は1、2カ月後」と語った。

 その後、取材に応じた吉田投手は「一戦一戦、成長しながら1年間全力で戦い抜く」。小西選手は「このチームができて毎日楽しい。モチベーションを継続したい」と力を込めた。

 チームはイースタン・リーグ(8球団)に所属。ウエスタン・リーグ(6球団)との交流戦も合わせてシーズンで全140試合を戦う。ホーム戦では県内の6球場を使う。

 開幕はヤクルトとヤクルト戸田球場(埼玉県戸田市)で2連戦。ホーム開幕は23日、ハードオフ・エコスタジアム新潟(新潟市)で楽天と対戦する。(北沢祐生)