【三重】第96回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に出場する宇治山田商野球部を応援しようと、伊勢市内の公立高3校のチアリーダー部や吹奏楽部が15日、山商の屋内練習場に集まり、総勢約90人で合同練習に取り組…

 【三重】第96回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に出場する宇治山田商野球部を応援しようと、伊勢市内の公立高3校のチアリーダー部や吹奏楽部が15日、山商の屋内練習場に集まり、総勢約90人で合同練習に取り組んだ。山商の初戦となる21日に、甲子園球場のアルプススタンドを盛り上げる。

 吹奏楽部は伊勢工高、宇治山田高が加勢した。チアリーダー部は伊勢高から駆けつけ、山商有志のチアリーダーたちに合流した。合同練習に先立ち、山商の江崎徹校長が「呼びかけに集まってもらい本当にうれしい。選手たちは皆さんの応援を背に受けて、力いっぱい戦う」とあいさつした。

 合同練習では、吹奏楽部がパーカッションを合図に応援曲の定番「戦闘開始」のほか、「大進撃」「君の瞳に恋してる」といった選手一人ひとりのテーマ曲を演奏。チアリーダーたちが手の振りや足の動きなどを確認していた。

 伊勢高チアリーダー部の田中ゆずは部長(2年)は「甲子園で応援の手伝いができるなんてうれしいし、ワクワクしています」と話した。山商野球部員で応援団長の堀木総志さん(1年)は「スタンド一体となって、応援も試合も勝ちたい」と意気込んだ。(菊地洋行)