18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟・毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に出場する神村学園(鹿児島県いちき串木野市)の選手たちが14日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で練習し、グラウンドの感触を確かめた。 練習はいつもの…

 18日に開幕する第96回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟・毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に出場する神村学園(鹿児島県いちき串木野市)の選手たちが14日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で練習し、グラウンドの感触を確かめた。

 練習はいつものように、選手たちがグラウンド上に座り、座禅のように両手を組んで目をつぶることから始まった。その後、投手はマウンドに立ち、野手は本塁上のクロスプレーなどを模した守備や走塁練習をこなした。

 川下晃汰主将(3年)は「芝や土の状態を確認しながら甲子園のすごさを実感した。ここでプレーしたいという気持ちがさらに強くなった」と話した。

 選手たちは13日に飛行機で関西入り。作新学院(栃木)との初戦は大会5日目(22日)の第1試合。吹奏楽部をはじめ同校の生徒や保護者らが応援に駆けつける予定だ。(冨田悦央)