第96回選抜高校野球大会に出場する大阪桐蔭の選手たちが14日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で練習し、グラウンドの感触を確かめた。甲子園練習はコロナ禍の影響で見送られていたため、2019年の第91回大会以来、5年ぶりの実施となった。 各校の…

 第96回選抜高校野球大会に出場する大阪桐蔭の選手たちが14日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で練習し、グラウンドの感触を確かめた。甲子園練習はコロナ禍の影響で見送られていたため、2019年の第91回大会以来、5年ぶりの実施となった。

 各校の練習時間は30分間。エースの平嶋桂知(かいち)投手(3年)はマウンド上で笑顔を見せた。「テレビで見ていたのとは違うわくわく感が湧いた。ここで勝つんだという気持ちを新たにした」

 主砲のラマル・ギービン・ラタナヤケ選手(3年)は大型スクリーンの大きさに戸惑いながらも、「夢の舞台に現実に立てるうれしさで胸がいっぱいになった。優勝してみんなでマウンドに集まりたい」と話した。

 大会は18日に開幕。大阪桐蔭は大会第5日の第2試合(22日午前11時半開始予定)で、北海(北海道)と対戦する。(西晃奈)