【徳島】18日開幕の第96回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に出場する阿南光の選手たちが14日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で練習をした。好天に恵まれ、選手たちは軽快な動きで守備練習などに取り組み、甲子…

 【徳島】18日開幕の第96回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に出場する阿南光の選手たちが14日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で練習をした。好天に恵まれ、選手たちは軽快な動きで守備練習などに取り組み、甲子園の土の感触を確かめた。

 午後3時半、選手たちはサイレンを合図に「行くぞ」と声を上げ、勢いよくベンチから駆けだした。高橋徳(あつし)監督のノックを受けたり、打席に立って打撃練習をしたりして30分間、グラウンドを駆け回った。

 練習後、井坂琉星(りゅうせい)主将(3年)は報道陣の取材に、「甲子園は地方球場に比べてファウルゾーンが広いと感じた。チームのみんなも順調に仕上がってきている。目標の甲子園で校歌を歌えるように頑張りたい」と意気込みを語った。

 阿南光は大会第2日の第1試合(19日午前9時開始)で、昨秋の東海地区大会の覇者、豊川(愛知)と対戦する予定。(吉田博行)