昨年の京都牝馬Sを制したララクリスティーヌ(牝6、栗東・斉藤崇史厩舎)が14日、競走馬登録を抹消した。今後は北海道浦河町のヒダカファームで繁殖馬となる予定。同日、JRAが発表した。  ララクリスティーヌは父ミッキーアイル、母スーパーマダ…

 昨年の京都牝馬Sを制したララクリスティーヌ(牝6、栗東・斉藤崇史厩舎)が14日、競走馬登録を抹消した。今後は北海道浦河町のヒダカファームで繁殖馬となる予定。同日、JRAが発表した。

 ララクリスティーヌは父ミッキーアイル、母スーパーマダム、母の父タニノギムレットの血統。

 20年11月に京都芝1400mの新馬でデビュー。初陣を白星で飾ると、年明けの紅梅Sでも2着に好走。重賞初挑戦となったフィリーズレビューでは大きく破れてしまうも、自己条件に戻して勝利。その後も順調に勝ち星を積み上げ明け4歳の2月にOP入りを果たした。昇級後も朱鷺S、スワンSで2着、キャピタルSで初のリステッド勝ちを挙げるなど、夏から秋にかけて躍進。翌年の京都牝馬Sで待望の重賞タイトルを獲得した。今年は初の海外遠征となるサウジの1351ターフスプリントに参戦。後方からしぶとく脚を伸ばして2着と、異国の地でもあと一歩のところまで健闘し、これを最後に引退となった。通算成績は17戦6勝。

(JRAのホームページより)