18日に開幕する第96回選抜高校野球大会を前に、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)に隣接する甲子園歴史館で「センバツ企画展2024」が開かれている。今大会に出場する32校のユニホームや、優勝校に贈られる紫紺の優勝旗も展示される。4月7日まで。…

 18日に開幕する第96回選抜高校野球大会を前に、阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)に隣接する甲子園歴史館で「センバツ企画展2024」が開かれている。今大会に出場する32校のユニホームや、優勝校に贈られる紫紺の優勝旗も展示される。4月7日まで。

 今年は「初優勝」にスポットを当て、阪神・淡路大震災があった年の67回大会で初優勝した観音寺中央(香川)の優勝メダルや、88回大会で初優勝した智弁学園(奈良)の村上頌樹投手(現阪神)が使用したグラブなどを展示している。

 前回大会を振り返るコーナーでは、優勝した山梨学院(山梨)の選手の寄せ書きや、準優勝した報徳学園(兵庫)の堀柊那主将(現オリックス)のバットなどが並ぶ。優勝旗と準優勝旗は現在レプリカ(複製品)が展示されているが、開会式後から決勝前日までは実物が飾られる。

 午前10時~午後6時(大会期間中は午前9時から)。月曜休館(大会中は開館)。大人900円、高校生700円、中学生以下500円(3歳以下無料)。問い合わせは同館(0798・49・4509)。