順調に調整を続ける大谷。打者に専念する2024シーズンはどんな成績を残すのか(C)Getty Images  現地時間3月12日(日本時間13日)、ドジャースの大谷翔平はジャイアンツとのオープン戦に「2番・DH」で先発…

 

順調に調整を続ける大谷。打者に専念する2024シーズンはどんな成績を残すのか(C)Getty Images

 

 現地時間3月12日(日本時間13日)、ドジャースの大谷翔平はジャイアンツとのオープン戦に「2番・DH」で先発出場し、6回に放った2ラン本塁打を含む4打数3安打2打点を記録。13日のマリナーズ戦では3打数0安打に終わったものの、オープン戦8試合で打率.500(22打数11安打)、2本塁打、9打点、OPS1.486と際立った数字を残しており、開幕に向けて順調な調整ぶりを披露している。

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 とりわけ、12日の試合は圧巻の「ショータイム」だった。初回の第1打席、相手投手が投じた高めの速球を完璧に捉え、右前安打を記録。さらに、3回の2打席目では真ん中付近の変化球を右中間へはじき返し、5回無死一塁で迎えた第3打席ではジャイアンツ4番手右腕のランデン・ループが投じた内角寄りの速球をレフトスタンドに放り込んだ。

 20日に開幕戦に向けて”準備万端”の大谷。その試合が行われる韓国のメディアは早くも驚異的な打撃を見せている大谷に驚愕している。

 韓国メディア『SPOTVNEWS』は「大谷の右肘に問題はないようで、ソウルシリーズに行く準備ができていることを惜しみなく披露している」とし、オープン戦2号の本塁打と猛打賞を記録した大谷のパフォーマンスに反応した。ここまで好調を維持している二刀流スターに対し、「本当に右肘の手術をした選手なのかと錯覚するほどだ」と驚いた様子だった。

 また、同じく韓国メディアの『Maeil Business News Korea』も大谷の活躍を伝えた。対戦したジャイアンツでは韓国の至宝イ・ジョンフが「1番・センター」で出場。大谷との“日韓スター対決”が実現したが、イ・ジョンフは3打数無安打に封じられた。同メディアは「日韓野球を代表するスーパースターたちの対決で明暗が分かれた。イ・ジョンフは大谷が放ったホームランを見守るしかなかった」と両選手を比較した。

 開幕前から絶好調を維持している大谷。韓国・ソウルで行われる開幕シリーズでもアーチに期待がかかる。

 

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

 

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