次走予定の高松宮記念(3月24日・中京芝1200m)がラストランとなるディヴィーナ(栗東・友道康夫厩舎)。今朝14日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。  厩舎のスタイルである角馬場での運動で体をほぐした後、坂路へ移動。いかに前…

 次走予定の高松宮記念(3月24日・中京芝1200m)がラストランとなるディヴィーナ(栗東・友道康夫厩舎)。今朝14日はレースに向けた1週前追い切りを行っている。

 厩舎のスタイルである角馬場での運動で体をほぐした後、坂路へ移動。いかに前半を我慢させるかということが大事なようで、1F目は16.3秒で入る。2F目から少し速くなるかと思われたが、13.5秒と速くなりすぎることはなかった。

 その分、後半2Fは12.2秒の持続ラップ。全体時計は4F54.2〜3F37.9〜2F24.4〜1F12.2秒。前半ゆっくり、後半しっかりというラップで折り合いのついた走り。ゴール前は迫力ある、パワフルな動きが目立っていた。

 追い切り後に騎乗していた松館調教助手は「今日の追い切りは我慢できていました。1200mは初めてになりますが、去年の京都牝馬S(芝1400m)も前が開いていれば、抜けてきそうな手応えでしたし、中京は合うと思います」とのこと。スプリント戦独特の前半の流れに対応することができれば、7戦4勝という中京の舞台がフィットするかも知れない。

(取材・文:井内利彰)