【大分】第96回選抜高校野球大会に出場する明豊の選手たちが13日、甲子園に向けて出発した。 同校の正門近くにある広場であった出発式には、選手たちを激励しようと在校生や保護者ら約200人が参加。岩武茂代校長は「まずは1回戦、絶対に勝ち抜いて…

 【大分】第96回選抜高校野球大会に出場する明豊の選手たちが13日、甲子園に向けて出発した。

 同校の正門近くにある広場であった出発式には、選手たちを激励しようと在校生や保護者ら約200人が参加。岩武茂代校長は「まずは1回戦、絶対に勝ち抜いてください。心配や不安があるかもしれないが、来るものは来る。目の前にある一瞬一瞬に全力を尽くし、がんばってほしい」と激励した。

 川崎絢平監督は「甲子園という特別な舞台だが、特別なことは何もできない。今までやってきたことを大舞台で発揮できるかだ。チャンスはあるのでしっかり準備して試合に臨みたい。足元を見ながらひとつずつ大事に戦う」と話した。

 山内真南斗主将は「目標は甲子園での優勝。たくさんの方々に支えられている中、自分たちにできることは結果で恩返しすること。優勝旗を持ち帰れるようがんばりたい」と決意表明した。

 その後、参加者たちから「ガンバロー」とエールを送られ、選手たちは参加者らに見送られながらバスで出発。JR小倉駅で新幹線に乗り換えて、大阪府内の宿舎に向かった。(大村久)