バドミントンの全英オープンは13日、英国・バーミンガムで各種目の1回戦があり、男子シングルスで世界ランキング6位の奈良岡功大(IMG)は同10位のリー・ジージャ(マレーシア)に0―2(12―21、19―21)でストレート負けを喫した。 敗…

 バドミントンの全英オープンは13日、英国・バーミンガムで各種目の1回戦があり、男子シングルスで世界ランキング6位の奈良岡功大(IMG)は同10位のリー・ジージャ(マレーシア)に0―2(12―21、19―21)でストレート負けを喫した。

 敗れた奈良岡は、大の字に倒れ込んだ。

 第2ゲーム。マッチポイントを握られた12―20から7連続得点を奪ったが、わずかに及ばず。「相手が良すぎた」と完敗を認めた。

 第1ゲームから、次々に強打を決められた。過去の対戦経験から「ゆっくり攻めてくると思っていたが、全然違った」。想定外の展開に苦しんだ。

 パリ・オリンピック(五輪)の出場をほぼ確実にしているが、先週のフランス・オープンに続く1回戦での敗退となった。「(五輪まで)あと4カ月しかない。試合での勝ち癖をつけていきたい」と危機感を口にした。(バーミンガム=岩佐友)