22年の北九州記念を制したボンボヤージ(牝7、栗東・梅田智之厩舎)が13日、競走馬登録を抹消した。今後は北海道で繁殖馬となる予定だが、繋養先は未定。同日、JRAが発表した。  ボンボヤージは父ロードカナロア、母ディープインアスク、母の父…

 22年の北九州記念を制したボンボヤージ(牝7、栗東・梅田智之厩舎)が13日、競走馬登録を抹消した。今後は北海道で繁殖馬となる予定だが、繋養先は未定。同日、JRAが発表した。

 ボンボヤージは父ロードカナロア、母ディープインアスク、母の父ディープインパクトの血統。全兄に18年の小倉2歳Sと京王杯2歳Sを制したファンタジスト、全弟に昨年の小倉2歳Sを制したアスクワンタイムがいる。

 19年10月に東京芝1400mの新馬でデビュー。距離を200m短縮して臨んだ2戦目で勝ち上がると、暮れには阪神JFに挑戦した。年明けからは再びスプリント路線を歩み、21年7月にオープン入りを果たした。昇級後は苦戦し二桁着順が続いていたが、22年8月の北九州記念では16番人気単勝164.3倍という低評価を覆す激走で重賞初制覇。19年の京阪杯で競走中止後に急死した兄ファンタジストが初タイトルを獲得した小倉芝1200mでの劇的な勝利となった。その後は高松宮記念で2度目のGI参戦を果たし、今月2日のオーシャンSがラストランとなった。通算成績は29戦5勝。

(JRAのホームページより)