昨年は牝馬三冠を達成したリバティアイランド(栗東・中内田充正厩舎)。ジャパンCはイクイノックスの2着となり、連勝はストップしてしまったが、4歳になった今年の初戦はドバイシーマクラシック(3月30日・メイダン芝2410m)を予定している。…
昨年は牝馬三冠を達成したリバティアイランド(栗東・中内田充正厩舎)。ジャパンCはイクイノックスの2着となり、連勝はストップしてしまったが、4歳になった今年の初戦はドバイシーマクラシック(3月30日・メイダン芝2410m)を予定している。
今朝13日はレースに向けた追い切り。朝一番のCWでダノンバビルが先行、ロードオールライトがこれに続く隊列の一番後ろから追走。6F標識で先頭との差は1秒半ほど、ロードオールライトとの差が4馬身ほど。今回の追い切りでは初めての併せ馬だったこともあってか、少し追いかけそうな素振りを見せるところもあったが、片山裕也調教助手が軽くなだめると、折り合って走ることができていた。
道中の走りはあまりスピードを感じなかったが、最後の直線に向くと、のびのびとしたフットワークで楽々と前に追いつく。最後は弾む走りで一完歩ごとに2頭を引き離していき、先着する形でフィニッシュした。
時計は6F82.7〜5F67.0〜4F52.0〜3F36.7〜2F22.7〜1F11.5秒。決して速い時計ではないが、先週に比べても躍動感のある走りだった。栗東では坂路も併用して、丁寧に乗り込まれており、あとはレースへ向けて調整していくという形で十分なのではないだろうか。
(取材・文：井内利彰)
