中京芝1400m戦としてリニューアルされて今年で13回目で、NHKマイルCを目指す馬の前哨戦としての役割を持つレース。近年だと、20年2着のラウダシオンがNHKマイルCを優勝し、21年2着のグレナディアガーズが同3着となっている。 1.…

 中京芝1400m戦としてリニューアルされて今年で13回目で、NHKマイルCを目指す馬の前哨戦としての役割を持つレース。近年だと、20年2着のラウダシオンがNHKマイルCを優勝し、21年2着のグレナディアガーズが同3着となっている。

1.距離延長組は苦戦

 過去10回で、前走から距離延長となる馬は[1-0-2-42]で複勝率6.7%と苦戦。対して、前走が1400mだった馬は[4-3-1-46]で複勝率14.8%、今回が距離短縮となる馬は[5-7-7-48]で複勝率28.4%。

2.前走シンザン記念組

 前走がシンザン記念だった馬は[3-0-0-5]で勝率・複勝率ともに37.5%。勝つか4着以下かしかないが、このレースとは相性が良いようだ。なお、着順は問わない。

3.栗東所属馬

 過去10回で、栗東所属馬は[6-9-10-76]で複勝率24.8%なのに対し、美浦所属馬は[4-1-0-55]で複勝率8.3%。基本的には栗東所属馬を中心視するのが良さそう。

 タイキヴァンクールを狙いたい。このレースの登録馬で唯一の前走シンザン記念組で、所属も栗東。初勝利を挙げるのに3戦を要したが、一戦ごとに力を付けている。距離が1400mに短縮されるのは好材料で、ここが狙い目になる。

 シュトラウスは東京スポーツ杯2歳Sを勝って臨んだ朝日杯FSでは完全に引っ掛かって10着。距離短縮はプラス材料で、能力の違いを見せつける場面も十分ある。