第96回選抜高校野球大会に出場する神村学園(鹿児島県いちき串木野市)の壮行式が11日、同校のアリーナであった。在校生が見守るなか、ベンチ入りする予定の野球部員20人が中屋謙治市長や鹿児島県高野連の前田光久会長らから激励を受けた。 小田大介…

 第96回選抜高校野球大会に出場する神村学園(鹿児島県いちき串木野市)の壮行式が11日、同校のアリーナであった。在校生が見守るなか、ベンチ入りする予定の野球部員20人が中屋謙治市長や鹿児島県高野連の前田光久会長らから激励を受けた。

 小田大介監督が舞台上に並んだ出場メンバー一人ひとりを紹介して、「甲子園球場で日本一を争う戦いができる。成長できる、すごくいい機会をいただいた。(優勝までに戦う)5試合(全てで)決勝戦をするぐらいの気持ちで戦いたい」とあいさつした。

 大会は18日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。川下晃汰主将は、5日目(22日)第1試合で強豪の作新学院(栃木)との初戦が決まったことを改めて報告。「まずは自分たちのやるべきことを徹底し、レベルアップしていきたい」と力強く話した。(冨田悦央)