【金鯱賞／前日オッズ】1＋2人気のワンツーは1回のみ　2強に割って入る中穴勢が“虎視眈々”

JRAは9日、第60回金鯱賞（GII、芝2000m）の前日最終オッズを発表した。ドゥレッツァ（牡4、美浦・尾関知人厩舎）が単勝1.9倍で1番人気、プログノーシス（牡6、栗東・中内田充正厩舎）が単勝3.3倍で2番人気。以下、ヤマニンサルバ…

JRAは9日、第60回金鯱賞（GII、芝2000m）の前日最終オッズを発表した。

ドゥレッツァ（牡4、美浦・尾関知人厩舎）が単勝1.9倍で1番人気、プログノーシス（牡6、栗東・中内田充正厩舎）が単勝3.3倍で2番人気。

以下、ヤマニンサルバム（牡5、栗東・中村直也厩舎）が単勝8.0倍で3番人気、ノッキングポイント（牡4、美浦・木村哲也厩舎）が単勝10.6倍で4番人気。

◆【金鯱賞2024予想／穴馬アナライズvol.1】「4走前が本来の姿、開幕週でこそ妙味タップリで押さえ推奨」　想定“8人気”以下の盲点

■2着には中穴勢が多数

現行の施工条件となった2017年以降、1番人気が【5.1.1.0】と強いレースだが、2番人気以内で単勝3.9倍以下だった馬も【6.1.2.1】勝率60.0％、複勝率90.0％と優秀だ。ドゥレッツァとプログノーシスのいずれかが勝つ可能性が高まる。しかし、「2番人気以内で単勝3.9倍以下だった馬」同士のワンツー決着はないため、もう1頭の連対候補はドゥレッツァとプログノーシス以外から選んでいいだろう。

2着が多いのは、2～8番人気かつ単勝5.0～99.9倍の馬で【0.6.4.33】の成績。さらに2着馬6頭のうち5頭が関西馬だ。今年このゾーンに該当する関西馬はヤマニンサルバム、ヨーホーレイク、エアサージュ。中穴勢が虎視眈々と隙を狙う。

また過去7年において、単勝10倍以下の3頭で決まった年は1回のみ。例年、2桁オッズの馬が少なくとも1頭が絡んでくる。馬券妙味を考慮すると、前日時点で1桁オッズのドゥレッツァ、プログノーシス、ヤマニンサルバムのうち1頭は評価を下げて馬券を組み立てたい。

馬連は（3）ドゥレッツァ－（4）プログノーシスが2.4倍、3連複は（3）ドゥレッツァ－（4）プログノーシス－（7）ヤマニンサルバムが6.0倍、3連単は（3）ドゥレッツァ→（4）プログノーシス→（7）ヤマニンサルバムが13.1倍で1番人気。

ドゥレッツァが絡まない3連単は（4）プログノーシス→（7）ヤマニンサルバム→（11）エアサージュの組み合わせで98.7倍となっている。