【千葉】18日に開幕する第96回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が8日、毎日新聞大阪本社オーバルホール(大阪市)であった。出場する中央学院は、20日(大会3日目)の第3試合(午後2時試合開始)で、耐久(和歌山)との対戦が決まった。(杉江…

 【千葉】18日に開幕する第96回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が8日、毎日新聞大阪本社オーバルホール(大阪市)であった。出場する中央学院は、20日(大会3日目)の第3試合(午後2時試合開始)で、耐久(和歌山)との対戦が決まった。(杉江隼)

 昨年同様に対面で開催された抽選会は、関東・東京、近畿、東海など同じブロックの学校同士が初戦で当たらないように、条件が設けられた。

 抽選は近畿ブロックから始まり、関東・東京ブロックは2番目。中央学院の中村研心主将(3年)は同じブロックの5校の主将とともにくじ引き箱の前に集まった。

 全体の11番目でくじを引き、番号を発表するマイクまで移動する間、トーナメント表を数回確認した。

 「中央学院、18番です」

 会場に告げて席に戻ると、表情を緩ませた。天候不順などがなければ、試合は20日の春分の日となる。 中村主将は「祝日で、応援にも来てもらえる大会3日目を狙っていた。投手や選手の疲れもとれる日程のくじを引き、ほっとした」と話す。

 中央学院は春夏通じて甲子園の出場は3度目。ただ、試合後の校歌は歌えていない。

 中村主将は「一戦必勝の気持ちで目の前の相手に勝って、優勝をめざしたい」と意気込んだ。

 相馬幸樹監督は「3試合目なので、球場の気温や風を見て、環境に慣れるようにしたい。けがには気をつけて、楽しんでやってもらいたい」と話した。