18日に開幕する第96回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が8日にあり、県勢の高知は大会第4日の第2試合(午前11時半開始予定)で、広陵(広島)と対戦することが決まった。 抽選会は8日午前9時から、大阪市の毎日新聞大阪本社オーバルホールで…

 18日に開幕する第96回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が8日にあり、県勢の高知は大会第4日の第2試合(午前11時半開始予定)で、広陵(広島)と対戦することが決まった。

 抽選会は8日午前9時から、大阪市の毎日新聞大阪本社オーバルホールで始まり、出場32校の主将らが参加した。

 高知の川村光輝主将の抽選の順番は最後から2番目で、広陵か大阪桐蔭との対戦枠が残るのみ。

 札をひいた川村主将は「高知高校、22番です」と、広陵との対戦を元気に読み上げた。

 抽選会の前日、川村主将は強い相手と戦いたいと話していたが、この2校との対戦枠が残っていたことについて「両方とも実力は自分たちよりも上。選抜で全国トップクラスのチームと戦えるのは良い経験になるが、甲子園ではやっぱり勝ちたいので複雑な気持ちだった」という。ただ、広陵との対戦が決まり「相手が強いのはすごく楽しみ。自分たちは挑戦者の気持ちで試合に臨みたい」と意気込んでいた。

 浜口佳久監督は広陵について、「投手含めてバッテリーがよく、高校トップレベルの野手もたくさんいて対戦すると、こちらも勉強になる。積極的に攻撃していけば、どこかで活路を見いだせるのではないか」と話した。(鈴木芳美)