【大分】第96回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が8日、大阪市の毎日新聞大阪本社であり、明豊は大会第2日の19日、第2試合(午前11時半開始予定)で敦賀気比(福井)と対戦することが決まった。山内真南斗主将(3年)は「前回は準優勝、その前…

 【大分】第96回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が8日、大阪市の毎日新聞大阪本社であり、明豊は大会第2日の19日、第2試合(午前11時半開始予定)で敦賀気比(福井)と対戦することが決まった。山内真南斗主将(3年)は「前回は準優勝、その前はベスト4だったので、優勝するしかない。泥臭く、勝ちにこだわる」と意気込んだ。

 抽選会で山内主将は、視線を正面に見据えて進むと、テーブルに並んでいるくじを引いた。中央に向かい「明豊高校10番です」と番号を掲げた。対戦相手の「9」にまだ学校名はない。東北、東海、北信越地区と進んだところで「敦賀気比高校9番です」と相手が決まった。

 山内主将は、相手の第一印象について「甲子園常連校で、プロも輩出している名門。粘り強く丁寧な野球をしている。個々の選手は知らないが、他校の主将に『左腕エースがかなりいい』と聞いた」と述べた。 その上で「チームの強みである勢いを出しながら、丁寧さも忘れずに守備からリズムを作って打撃につなげていきたい」と話した。また「先頭打者を出塁させない、四球を出さないことを徹底したい」とも語り「勝ちにこだわる。一番難しいが、まずは勝ちたい」と力を込めた。

 川崎絢平監督は敦賀気比について「選抜に4年連続で出場している強豪校。伝統の力がある。まずは初戦。しっかり投げて、しっかり打てるよう調整していきたい」と話した。(大村久)