こんにちは!パラスポデザインカレッジ(以下PDC)3期生の竹田遥です。
今回の記事では、天皇杯当日の様子や活動の裏話の後編です。
(まだ前編を読まれていない方はこちら

天皇杯2日目 ブースのようす

1日目と変わっていないように見せかけて、、、
実は、選手名鑑アキネーターとフォトスポットどちらも進化させました!!

①選手名鑑アキネーター
前日の反省で、「誰がアキネーター役のメンバーなのか分かりにくい...」という声をいただきました。
解決策について一晩話し合った結果、"大きな黒い布”に頼ることにしました。(布の使い方はぜひ動画で見つけてください) 
初日の不安と緊張から一変、メンバーみんなアキネーター役に成りきることにだいぶ慣れてきた2日目。
挑戦しに来てくださった方と選手の話題や試合の名場面で盛り上がり、とても楽しく充実した活動ができました。

②フォトスポット
開場と同時に体育館に入ってびっくり!選手の方の直筆サインが昨晩の倍以上になっていました。
1日目の試合後、疲労や次の日の準備もあったと思われる中で書いてくださった選手の方々、本当にありがとうございます。
カメラのフラッシュをONして選手の姿と一緒に撮影するのも、OFFのままで直筆サインと撮影するのも、ぜひどちらのバージョンも楽しんでもらえていたら嬉しいです。
 

フォトスポットのウラ話

フラッシュをONにすると、真っ黒だったボードから選手の姿が現れる仕掛け付きのフォトスポット。
このボードの左上には、「WHO IS THE "NEXT" HERO?」という文が入っています。

この文は、PDCメンバー全員で考えた思い入れのあるものなのです!
ボードに浮かび上がる予定の画像を見た上で、合う文章を匿名で出し合い、結果的に約30個の候補が集まっていました。
興味分野が幅広く、個性的なメンバーが集まっている3期生。難しいお題でも、アイデアは尽きません。
今回採用された「WHO IS THE "NEXT" HERO?」はダントツで賛成が多く、メンバー全員が納得の結果でした!

感想

2日間があっという間に感じるほど、楽しかった天皇杯。
国内最高峰の試合を観戦して、やっぱり車いすバスケは本当に面白い競技だと思いました!!
そして、PDCのメンバーとして、今回の大会運営に関われてとても幸せな気持ちでいます。

個人的に、特に印象に残っていることが二つあります。
一つ目は、初めて車いすバスケを観戦した人の感想です。
私は数名の友人を誘っていたのですが、全員パラスポーツはもちろん、他のスポーツ観戦にも行ったことがありませんでした。
そこから試合を見始めると、その激しさやスピード感、シュートやパスの正確さなどに驚いて、推しの選手の名前を覚えて、いつの間にかしっかりファンになってくれていました。
帰り際には、「○○選手すごすぎた!」「○○選手が○○選手の動きを止めた瞬間、鳥肌が立った...」と笑顔で話してくれたことが忘れられません。
プレーをしている選手全員に強みがあって、個人によってそれぞれの“推し選手”の名前があがる車いすバスケは本当に素敵な競技だなと思います。

二つ目は、「車いすバスケがこんなに面白いと知らなかった」という方の多さです。私もほんの2年前はそうでしたが...。
会場で観戦すれば絶対に競技の魅力や面白さに気づいてもらうことができる一方、そもそも全く知らない競技の観戦チケットを買う人はあまりいないと思います。
ここに改めて、SNSでの発信を軸にパラスポーツの魅力を伝えていくというPDCの活動の意義を感じました。
投稿した動画を通して、多くの方に車いすバスケを知っていただいて、来年の天皇杯を生で観戦する方がもっと増えるように。
これからも12人のメンバーで頑張りたいと思います!

PDCのブースに来てくださったみなさま、本当にありがとうございました!

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