第96回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が8日、大阪市内で行われる。7日は出場32校の主将による「キャプテントーク」が開かれ、優勝候補を尋ねる事前アンケートの結果が発表された。昨秋の明治神宮大会を制した星稜(石川)が最多の10票。星稜の…

 第96回選抜高校野球大会の組み合わせ抽選会が8日、大阪市内で行われる。7日は出場32校の主将による「キャプテントーク」が開かれ、優勝候補を尋ねる事前アンケートの結果が発表された。昨秋の明治神宮大会を制した星稜(石川)が最多の10票。星稜の芦硲(あしさこ)晃太は「秋に優勝しても春に勝てる保証はない。チャレンジャーとして一からやりたい」と引き締まった表情で話した。

 互いへの意識を口にしたのは近江(滋賀)の大石尚汰と青森山田の橋場公祐。両校は1月、全国高校サッカー選手権の決勝で対戦し、青森山田が3―1で勝った。東京・国立競技場まで応援に行ったという大石は「自分たちがリベンジしたい」。橋場も「周りも(近江との対戦を)見たいと言っていて、意識せざるを得ない」と場を和ませた。