武豊騎手と武英智調教師の親戚タッグが、フィリーズレビュー(3歳牝・GII・芝1400m)にジューンブレア(牝3、栗東・武英智厩舎)で参戦する。  武豊騎手と武英智調教師は親同士がいとこなので、はとこの関係だ。このコンビはJRAで69戦し…

 武豊騎手と武英智調教師の親戚タッグが、フィリーズレビュー(3歳牝・GII・芝1400m)にジューンブレア(牝3、栗東・武英智厩舎)で参戦する。

 武豊騎手と武英智調教師は親同士がいとこなので、はとこの関係だ。このコンビはJRAで69戦して[17-8-6-38]の勝率24.6%、複勝率44.9%と好成績を残している。中でも記憶に新しいのはメイケイエール。20年の小倉2歳SではトレーナーにJRA重賞初制覇をプレゼントするなど、コンビで重賞を3勝した。

 フィリーズレビューにはジューンブレアで挑む。昨年10月の新馬(中山芝1200m)では武豊騎手が騎乗。圧倒的1番人気の支持を受け、先団インから抜け出して快勝した。続くデイリー杯2歳Sは岩田望来騎手が騎乗して7着に終わったが、折り合いを欠いたことが敗因。決して重賞で力が足りないわけではない。

 今回は200mの短縮で1400mへ。筋肉質の馬体からみても、これぐらいの距離は合うイメージだから、もちろん巻き返しがあっていい。はとこタッグでは21年チューリップ賞のメイケイエール以来、3年ぶりとなるJRA重賞4勝目に期待しよう。