第96回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に出場する愛工大名電の壮行会が6日、名古屋市千種区の同校体育館であり、選手らが抱負を語った。 壮行会には300人以上の生徒・教職員が参加し、吹奏楽部による同校定番…

 第96回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に出場する愛工大名電の壮行会が6日、名古屋市千種区の同校体育館であり、選手らが抱負を語った。

 壮行会には300人以上の生徒・教職員が参加し、吹奏楽部による同校定番の応援曲「ディープパープルメドレー」の演奏からスタート。チアリーディング部が花道をつくり、チームカラーと同じ紫色の選抜旗を手にした山口泰知主将ら野球部員38人が入場すると拍手に包まれた。

 春の甲子園に挑むのは2012年以来で、2度目の大会制覇をめざす。荻原哲哉校長は「19年ぶりの全国制覇を果たしてください」と期待を込めた。前回優勝時も指揮していた倉野光生監督は「足元を固めて実力を出しきり、悔いの無い試合にしたい」。山口主将は「一戦必勝で頑張る。もう一度、最高の応援をよろしくお願いします」と呼びかけた。

 大会は、8日の組み合わせ抽選会で対戦校が決まり、18日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する。(渡辺杏果)