元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が4日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。10日(日)に中京競馬場で行われる金鯱賞(4歳上・GII・芝2000m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変…

 元厩務員の経歴を持つ敏腕記者・スポーツニッポン田井秀一氏が4日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。10日(日)に中京競馬場で行われる金鯱賞(4歳上・GII・芝2000m)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。

 田井氏は中京芝2000mを「逃げ・先行馬が有利な舞台」と述べ、ヤマニンサルバム(牡5、栗東・中村直也厩舎)を「今年の前残り枠」とした。気が強そうな目つきから「ゴール前の踏ん張りにつながる勝負根性が垣間見える」と解説。続いて重心の低い立ち姿勢などをポイントに挙げ、「スタートにおいて有利な馬体のつくりをしている」「前有利な中京芝で6戦5勝と驚異的な成績を残しているのも納得」と口にした。

 昨年はプログノーシスから0.7秒差の7着で、今回も再戦となる。この点については、「レースを使うごとに馬っぷりが良くなり、臀部の張りは昨年とは雲泥の差」と成長力で対抗。昨年は同馬に2戦2敗だったものの、「成長力と地の利を生かせば…」と逆転に期待した。同番組ではほかに、プログノーシス、ドゥレッツァの名前も挙がった。