18日に開幕する第96回選抜高校野球大会に出場する報徳学園の壮行会が5日、兵庫県明石市内であった。監督や選手が抱負を語り、主催した県高校野球連盟の幹部らが激励した。 準優勝した昨春の選抜メンバー7人が残り、2002年以来3度目の優勝を目指…

 18日に開幕する第96回選抜高校野球大会に出場する報徳学園の壮行会が5日、兵庫県明石市内であった。監督や選手が抱負を語り、主催した県高校野球連盟の幹部らが激励した。

 準優勝した昨春の選抜メンバー7人が残り、2002年以来3度目の優勝を目指す。投手陣は身長187センチで最速150キロの今朝丸裕喜、多彩な変化球を操る主将の間木歩の両右腕が引っ張る。2人とも選抜決勝で登板した経験が強みだ。

 この日は県高野連の楠田俊夫会長が「前回準優勝の経験値が受け継がれていると思う」、高橋滋理事長は「笑顔で楽しんでプレーしてほしい」と激励した。

 大角健二監督は「感謝の気持ちを持って、全部員92人で全力を尽くしたい」。間木主将は「去年は成し遂げられなかった全国制覇を胸に、一戦必勝で頑張りたい」と語った。8日に組み合わせ抽選会がある。(森直由)