第96回選抜高校野球大会(主催・毎日新聞社、日本高校野球連盟)に9年ぶり6回目の出場を決めた神村学園(鹿児島県いちき串木野市)で4日、選抜旗の授与式があった。 生徒たちが見守る中、取違剛・毎日新聞鹿児島支局長から授与された旗を同校野球部の…

 第96回選抜高校野球大会(主催・毎日新聞社、日本高校野球連盟)に9年ぶり6回目の出場を決めた神村学園(鹿児島県いちき串木野市)で4日、選抜旗の授与式があった。

 生徒たちが見守る中、取違剛・毎日新聞鹿児島支局長から授与された旗を同校野球部の小田大介監督が、さらに川下晃汰主将に渡した。小田監督は「目標は日本一だが、一試合一試合、全身全霊で勝負していきたい」と話した。

 選抜大会は8日に組み合わせ抽選会があり、18日に阪神甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する。大会まであと2週間となり、チームは県外へ遠征しての練習試合を始めるなど、本番に向けた調整を続けている。

 川下主将は「高い壁やいろんな試練を乗り越えないと日本一という結果はついてこない。選抜大会に選ばれたのは全国で32校。選抜旗をいただいたチームにふさわしい野球を甲子園球場でやってきたい」と語った。(冨田悦央)