今春のOP戦で打ちに打っている大谷。その好調ぶりに賛辞も止まらない。(C)Getty Images レギュラーシーズンの開幕に向け、絶好調だ。 現地時間3月3日に米アリゾナ州グレンデールで行われたロッキーズとのオープン戦にドジャース…

今春のOP戦で打ちに打っている大谷。その好調ぶりに賛辞も止まらない。(C)Getty Images

 レギュラーシーズンの開幕に向け、絶好調だ。

 現地時間3月3日に米アリゾナ州グレンデールで行われたロッキーズとのオープン戦にドジャースの大谷翔平は「2番・指名打者」で先発出場。3打数3安打2打点の大暴れで、移籍後初の対外試合から7打席連続出塁という驚異的な記録を残した。

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 勢いが止まらない。大谷は初回無死一塁で迎えた第1打席にライト前ヒットで3得点を演出すると、2回1死二塁での第2打席には、センターフェンス直撃のタイムリースリーベースをマーク。この一打はスタンドまでわずか数十センチという長打であり、打球速度117マイル(約188.3キロ)の弾丸ライナー。打った本人も本塁打を確信したのか、思わず走るスピードを緩めるほどの驚異的な当たりだった。

 3回の第3打席にもライト前タイムリーを放った大谷。ここで代走を送られてお役御免となったが、デーブ・ロバーツ監督が「間違いなく、いい兆候だ」(地元局『Sports Net LA』)と太鼓判を押した出色パフォーマンスには、脱帽するほかにない。

 まさに打ち出の小槌のようにヒットが出ている。この試合を終え、今春のオープン戦の成績は、7打数5安打の打率.714、1本塁打、5打点。長打率1.429、OPS2.207と桁違いのレベルだ。ゆえに現地の熱心なドジャース・ファンからもX(旧ツイッター)で称賛が相次いでおり、ドジャースの公式アカウントには「やっぱりオオタニはバケモノだ」「獲得出来てよかった」「光の速さを超えるかのような打球だ」「今の彼を抑えるのは不可能だ」といったコメントが溢れかえった。

 3月20日に韓国で行われるパドレスとの開幕戦まで約2週間。周囲の期待以上の結果を出し続ける大谷の仕上がりは上々だ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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