バスケットボール・B1のレバンガ北海道は1日、2026年シーズンから始まる「Bリーグ・プレミア」(Bプレミア)の参入にむけ、現本拠地の道立総合体育センター「北海きたえーる」の改修に関する協議を北海道に依頼したと発表した。今後、道と改修の協…

 バスケットボール・B1のレバンガ北海道は1日、2026年シーズンから始まる「Bリーグ・プレミア」(Bプレミア)の参入にむけ、現本拠地の道立総合体育センター「北海きたえーる」の改修に関する協議を北海道に依頼したと発表した。今後、道と改修の協議を進めながら、札幌市とはアリーナに関する協議を継続する。

 横田陽・代表取締役CEOによると、2019年ごろから、レバンガ北海道は札幌市と、札幌ドーム近くが建設候補地に挙がり、アリーナの機能を備える「新月寒体育館(仮称)」の整備に関する協議を進めてきた。今月、秋元克広市長と面談した際に、札幌五輪・オリンピックの招致停止を理由に、新リーグ参入の初回審査のスケジュールに間に合う進捗(しんちょく)ではない旨を伝えられたという。

 その上で、1日午前、道に対して協議依頼書を提出した。改修はレバンガの負担を前提としたうえで、道は審査期限の9月末までに最終判断するという。

 Bプレミアの参入条件として、収容人数、売り上げ、入場者数があげられる。現本拠地はVIPルームなどがないため、参入には改修が必要とされる。

 横田CEOは「最高峰のプロのバスケの試合をお見せすることが我々の存在意義だと思う。期日を守って条件をクリアするべく邁進して参りたい」と話した。(古畑航希)