第96回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に21世枠で出場する県立田辺高校に2月29日、選抜旗が授与された。 西嶋淳校長から旗を受け取った山本結翔主将(2年)は「夢舞台であり目標だった甲子園でプレーできる…

 第96回選抜高校野球大会(日本高校野球連盟、毎日新聞社主催、朝日新聞社後援)に21世枠で出場する県立田辺高校に2月29日、選抜旗が授与された。

 西嶋淳校長から旗を受け取った山本結翔主将(2年)は「夢舞台であり目標だった甲子園でプレーできることに感謝し、全力で頑張りたい」と話した。田中格監督は「和歌山、近畿の代表、21世紀枠として、精いっぱい戦う」と語った。

 西嶋校長は「甲子園が『田辺が大将』であることを証明する最高の舞台になることを期待している」と激励した。県高野連の中村栄作会長は「実力は折り紙付きだが、学校そのものが評価されての21世紀枠選出でもある。21世紀枠に恥じない試合、応援を披露してほしい」とエールを送った。

 選抜大会は8日に組み合わせ抽選会があり、18日に阪神甲子園球場で開幕する。(下地達也)