3月18日に阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で開幕する第96回選抜高校野球大会に出場する宇治山田商（三重県伊勢市）の選手たちが26日、県庁を訪れ、一見勝之知事らに大会に向けた抱負を語った。 山商は、昨夏の三重大会は準優勝に涙をのんだ。続く秋…
3月18日に阪神甲子園球場（兵庫県西宮市）で開幕する第96回選抜高校野球大会に出場する宇治山田商（三重県伊勢市）の選手たちが26日、県庁を訪れ、一見勝之知事らに大会に向けた抱負を語った。
山商は、昨夏の三重大会は準優勝に涙をのんだ。続く秋季県大会は、南地区1次予選で地元強豪校にいったん敗れたが、敗者復活の2次予選を突破。県大会本戦は、投手を中心にした堅い守備から好機を生かす「つなぐ野球」で優勝した。東海大会は4強入りし、準決勝で後に優勝した豊川（愛知）を九回までリードして苦しめた。
村田治樹監督は「昨秋までの悔しさを糧に選手たちは強くなった。甲子園では選手たちが力を発揮できるようにしたい」。伊藤大惺主将（2年）は「守備は一歩目と判断力、打撃では状況を見ながら打つ。しっかり準備をして出遅れないようにしたい」と話した。
一見知事は「山商の特徴である粘り強い戦いで、1点1点を大事にして、いい結果を持ち帰って下さい」と激励した。
初戦の相手は8日に大阪である抽選会で決まる予定だ。（菊地洋行）
