高校野球審判の技術を磨くための講習会が25日、高知市尾立の高知高校のグラウンドであった。高知県高校野球連盟の審判員ら約30人が参加し、3月18日に開幕する第96回選抜大会に出場する高知高校の野球部員も協力した。 雨のため、投球動作や本塁付…

 高校野球審判の技術を磨くための講習会が25日、高知市尾立の高知高校のグラウンドであった。高知県高校野球連盟の審判員ら約30人が参加し、3月18日に開幕する第96回選抜大会に出場する高知高校の野球部員も協力した。

 雨のため、投球動作や本塁付近での動きの確認などに絞って行われた。審判員らはまず、「プレー」や「セーフ」などのジェスチャーを確認。投手が投げた球を、球審がストライクかボールかを判定する練習をした。また、投球動作で、どのような動きがボークになるかなどの説明もあった。

 県高野連の迫田宣久審判長は「積極的な判定ができるよう審判員が規則の振り返りを行った。選手にはいいプレーをしてもらいたい」と話した。

 また、須崎総合高校3年の山本拓満さんも審判員に交じって参加。「将来的には審判員をやってみたい。ストライクゾーンの基準が分かった」と話していた。(鈴木芳美)