5年ぶりにサッカーJ2へ復帰した鹿児島ユナイテッドFCは25日、前橋市の正田醤油スタジアム群馬で今季の開幕戦を迎え、ザスパ群馬と1―1で引き分けた。 鹿児島Uは前半から積極的に攻めるが、0―0で折り返す。後半21分、群馬に先制を許したもの…

 5年ぶりにサッカーJ2へ復帰した鹿児島ユナイテッドFCは25日、前橋市の正田醤油スタジアム群馬で今季の開幕戦を迎え、ザスパ群馬と1―1で引き分けた。

 鹿児島Uは前半から積極的に攻めるが、0―0で折り返す。後半21分、群馬に先制を許したものの、この後ピッチに投入された藤本憲明選手が同36分にシュートを決め、追いついた。

 ホームの白波スタジアム(鹿児島市)での開幕戦は3月2日に徳島ヴォルティス戦が予定されている。

 一方、ラグビー・リーグワン2部の公式戦が24日、白波スタジアムであり、九州で唯一、同リーグに所属する九州電力キューデンヴォルテクス(福岡)は、NECグリーンロケッツ東葛(千葉)に8―12で惜敗した。九電は1勝5敗勝ち点6となり、順位は6チーム中5位で変わらず。

 九電は前後半通じてフォワードが健闘。前半は最前列のファイアラガ望サムエル選手らがスクラム戦を制した。後半は何度もひとかたまりになってモールを前進させ、2279人の観衆を沸かせた。

 九電は今季、3部から昇格。NECとは昨年末に1回目の試合があり、24―41で負けた。リベンジを誓って臨んだ24日は、前半11分のトライに勢いづいて攻めるNEC選手に対し、山田章仁選手がゴールライン直前で止めるなど、体を張ったプレーで接戦に持ち込んだ。後半、1トライ(5点)で逆転できる4点差とし、終了間際に相手ゴールライン目前まで攻め入ったが、堅守に阻まれた。(冨田悦央)