韓国・ロッテジャイアンツ戦に先発した ロッテの佐々木朗希投手が25日、沖縄・糸満で行われた韓国・ロッテジャイアンツ戦で今季初の実戦マウンドに上がり、1回1安打1奪三振無失点だった。13球を投げて最速は154キロ。「まずは怪我なく1イニング投…

韓国・ロッテジャイアンツ戦に先発した

 ロッテの佐々木朗希投手が25日、沖縄・糸満で行われた韓国・ロッテジャイアンツ戦で今季初の実戦マウンドに上がり、1回1安打1奪三振無失点だった。13球を投げて最速は154キロ。「まずは怪我なく1イニング投げられてよかったと思います」と振り返った。

 今季初実戦は、松川虎生捕手とのコンビとなった。先頭のキム・ミンソク外野手に対しての初球は154キロのボール。直球を続け、カウント2-2から大きく落ちるフォークで空振り三振を奪った。

 続くユン・ドンヒ外野手にはカウント2-0から左翼線への二塁打を許したが、3番のビクター・レイエス外野手は内角高めの直球で詰まらせて三邪飛、続くジョン・ジュンウ外野手は遊ゴロに打ち取った。ボール先行のピッチングとなったが、無失点でまとめた。

「特にテーマを持つことなく自然体で投げてみてどういったことができてどういったことができないのかというところを確かめたいなと思って投げました」と佐々木。その中で「変化球は思ったよりもちゃんと投げられたなと思いますし、ストレートはもっと良くなると思うのでそこは焦らずに、しっかりまた自分の形にもっていけるようにしたい」と課題と収穫を口にした。

 この日は先発が佐々木ということもあり、午前11時の開門時には一塁側と三塁側合わせて約500人のファンが列をなした。(Full-Count編集部)