バウンドテニスを知っていますか――。和歌山市本町2丁目のわかやまスポーツ伝承館で、この競技を紹介する展示会が開かれている。3月25日まで。 バウンドテニスは日本発祥で、柔らかいゴム製ボールを専用ラケットで打ち合う室内競技だ。コートの広さは…

 バウンドテニスを知っていますか――。和歌山市本町2丁目のわかやまスポーツ伝承館で、この競技を紹介する展示会が開かれている。3月25日まで。

 バウンドテニスは日本発祥で、柔らかいゴム製ボールを専用ラケットで打ち合う室内競技だ。コートの広さは、テニスの約6分の1と小さいため、体力の消耗が少なく年齢に関係なく楽しめるという。

 展示では、ラケットやボール、ネットなど約35点が並ぶ。そのなかには、和歌山市内でバウンドテニスクラブの代表を務める西山久雄さん(63)が、昨年の全日本選手権大会シニア男子シングルスで優勝したときのメダルなども展示されている。

 西山さんは「誰でも始められる生涯スポーツで、狭いコートならではの駆け引きや迫力のある打ち合いもある。ぜひ体験してほしい」と話す。

 体験についての問い合わせは、平日午前9時~午後5時に、県バウンドテニス協会の田尻和也さん(073・473・8960)。伝承館(073・423・2215)は入館無料で午前10時~午後7時。(下地達也)