武豊騎手がジンセイ(牡3、栗東・庄野靖志厩舎)ですみれステークス(3歳・リステッド・芝2200m)の3年ぶり5勝目を狙う。  武豊騎手はこれまですみれSに19回騎乗。9回目の参戦となった00年にアタラクシアで初勝利。その後も03年にリン…

 武豊騎手がジンセイ(牡3、栗東・庄野靖志厩舎)ですみれステークス(3歳・リステッド・芝2200m)の3年ぶり5勝目を狙う。

 武豊騎手はこれまですみれSに19回騎乗。9回目の参戦となった00年にアタラクシアで初勝利。その後も03年にリンカーン、08年にキングスエンブレム、21年にディープモンスターで勝ち、藤田伸二元騎手の5勝に次いで歴代2位の4勝を挙げている。

 今年のパートナーはジンセイだ。これまで4戦1勝。3戦目となった前々走の未勝利(阪神芝1800m)で初勝利を挙げた。続く前走は一気に距離を延ばし、2400mのゆりかもめ賞へ。超スローペースが堪えて先行2頭を捕らえることはできなかったが、上がり3Fをメンバー中2位タイの34秒1でまとめて3着。大いに長距離適性を感じさせる走りだった。それだけにリステッドとはいえ、2勝馬が2頭しかいないメンバー構成ならチャンスはある。

 武豊騎手はジャスタウェイ産駒でJRA通算54戦14勝。勝率26%、複勝率54%の好成績を残している。とりわけ今年はヤマニンウルスとレディアスで2戦2勝だから期待は高まる。初コンビとなるジンセイの持ち味をいろいろと引き出してくれるに違いない。