石橋貴明が毎週ゲストと野球の魅力を語り尽くすラジオ番組「石橋貴明のGATE7」。今週はスタジオを飛び出し、宮崎にやってきた。シーズンを直前に控え各チームが調整をしている中、V奪回を目指す読売巨人軍のキャンプ地で現地取材を行った。 今回も石橋…

石橋貴明が毎週ゲストと野球の魅力を語り尽くすラジオ番組「石橋貴明のGATE7」。今週はスタジオを飛び出し、宮崎にやってきた。シーズンを直前に控え各チームが調整をしている中、V奪回を目指す読売巨人軍のキャンプ地で現地取材を行った。

今回も石橋は、阿部新監督にインタビュー形式での取材を行った。石橋が一番最初に注目したのは昨季、6勝18敗1分けと大きく負け越した阪神対策について。「これは阪神をたたくローテーションで今年は戦っていくしかないですよね」と聞くと阿部新監督は「それも加味して、ローテーションもピッチングコーチが考えてきているので、そこも相談しながら決めていこうかなと思います。今年は五分の12勝12敗でいいかな」と衝撃の返答。石橋の「勝ち越してくださいよ」という返しに対しても「勝ち越したいですが、そう簡単にはうまくいかないと思います。こちら側はチャレンジャーですから、まずは五分を目指して」と繰り返し、今季は五分でいいと強調した。

次に石橋が注目したのは、ベテランの菅野がチームで1番に今年最初のブルペンに入ったこと。これに対し阿部監督は「そういう姿勢が、若い選手たちにいい影響を与えているのは確かなので続けてもらいたいですし、先発争いに入ってもらうことでいい相乗効果がでていると思います」と答えた。そして、早々と戸郷を開幕投手に指名した理由については、「本当に絶対的なエースだと思っています。次世代のエースだなと思っているのでそれをもっと若い選手たちが見て何かを感じてもらって、そういう意味でも将来を背負って立ってほしいので」と返答。新・ジャイアンツのエースに大きな期待を寄せた。

最後に今シーズンの意気込みについて監督は、「みんないつもより楽しそうに練習してますし、いい雰囲気でできている。それをシーズンなるべく1日でも長く続けて、秋には笑って泣いて終わりたいなと思います」とインタビューを締めくくった。

原辰徳前監督からバトンを引き継いだ阿部慎之助新監督の下、覇権奪回へ4年ぶりの優勝を狙う新生巨人。阿部監督の手腕で優勝に導くことができるか。大きな期待がかかる。

<番組概要>
「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」は、TBSラジオで毎週日曜の朝7時に開門するラジオベースボールパーク! ラジオ番組収録時の様子を動画撮影し、番組内では語りきれなかった未公開シーンを含めたスペシャル動画として平日昼12時頃に毎日更新。石橋貴明が自らチョイスした気になる球界トピックスをあらゆる角度から深掘りし、 野球の魅力を語り尽くします。