【長野】カーリングの日本選手権で初優勝した女子のSC軽井沢クラブが21日、軽井沢町の土屋三千夫町長を表敬訪問した。同クラブは3月にカナダである世界選手権に日本代表として初出場する。2年後の冬季五輪も視野に、選手たちは「もっと成長したい」と…

 【長野】カーリングの日本選手権で初優勝した女子のSC軽井沢クラブが21日、軽井沢町の土屋三千夫町長を表敬訪問した。同クラブは3月にカナダである世界選手権に日本代表として初出場する。2年後の冬季五輪も視野に、選手たちは「もっと成長したい」と意気込みを語った。

 SC軽井沢クラブは4日に札幌市であった決勝で北海道銀行と対戦。最終エンドまでもつれた末に5―4で逆転勝利した。土屋町長は「底力を感じた。実力が最後のところで出せたのでは」と喜び、祝福した。

 選手は5人全員が軽井沢町出身で、昨年から今の顔ぶれで活動してきた。このうち4人がこの日、表敬訪問した。

 決勝で劇的なショットを決め、優勝の立役者になったスキップの上野美優選手(22)は「カナダ遠征で学んだことを大会に生かせた。楽しんでプレーできたし、もっと成長したい」。

 サードの金井亜翠香選手(22)は「地元の皆さんにいい報告ができた。課題を再確認してさらにいいプレーがしたい」と話した。

 日本選手権で準優勝した男子チームも表敬訪問し、「結果は悔しいが来年までにやるべきことが明確になった」と前を向いた。(高億翔)