この記事には全国大学選手権準決勝、京産大戦を終えた選手のコメントを掲載しています。はこちらから※上記のリンクにて大田尾竜彦監督、フランカー相良昌彦主将のコメントも掲載しております。コメントプロップ川﨑太雅(スポ3=東福岡)――決勝進出を決め…

この記事には全国大学選手権準決勝、京産大戦を終えた選手のコメントを掲載しています。

はこちらから

※上記のリンクにて大田尾竜彦監督、フランカー相良昌彦主将のコメントも掲載しております。

コメント

 

プロップ川﨑太雅(スポ3=東福岡)


――決勝進出を決めた今のお気持ちを聞かせてください

 素直に嬉しい気持ちです。でもまだまだやらないといけないところが今日見つかったので、次に向けて(課題を)ひとつずつなくしていきたいと思います。

――後半は劣勢に立たされた部分もありましたが、今日のFWはいかがでしたか

 スクラムとモールが強みのところはしっかりとFW全体で勝負することができたので、そこは良かったと思います。ですが、ブレイクダウンのところで相手にペナルティーを結構取られてしまったので、そういったところを修正していきたいです。

――夏以来での対戦となりましたがスクラムの部分を振り返っていただけますか

  (京産大は)他の大学とはちがった組み方をしてくる中でも、しっかりと自分たちがやってきたことを出せたかなと思います。

――こぼれ球への反応や積極的なタックルが目立ちました。ご自身のプレーを評価してください

  自分が大切にしているディフェンスのところやこぼれ球への意識、トランジションのところはできたかなと思います。でもまだまだ磨ける部分があると思うので、1週間でしっかりと取り組んでいきます。

――具体的にどういったところを突き詰めていきますか

 ブレイクダウンの部分ですね。ハーフタイムの時にも話したところなので、FWとしても、次の試合に向けてもっと突き詰めていかなければならないところです。

――正月は早稲田ラグビーで過ごすことができました

 そうですね。正月も同学年と一緒に過ごすことができましたし、本当に嬉しいです。

――次は1月8日の決勝です。どのような気持ちでこの1週間を過ごしていきたいですか

  相手が筑波さん、帝京さんどっちになるかは分からないですが、自分たちがチャレンジャーだという気持ちでこっちから攻めていきたいと思います。

――最後に決勝に向けて意気込みをお願いします!

  4年生と試合できるのもあと1試合しかないので、自分のできる全てのことを出し尽くしたいと思います!

 

ロック前田知暉(社4=東海大大阪仰星)

――まず、今日の試合を振り返っていただけますか

 個人的には、準備してきたディフェンス面で、相手の留学生に対ししっかりタックルに行くこと、1次目と2次目のディフェンスの整理していたことができたのは、成果だと思います。内容としては、負けてもおかしくない試合だったので、最後勝ち切れたことは僕たちの成長したところだとは思います。ですが、決勝に向けてはしっかり修正しなくてはいけないと思います。

――個人としてゲインが目立ちました。何か意識されていましたか

 僕のインターセプトは、今週Bチームが京産大のアタックを準備してくれていたので、皆のおかげで僕がたまたまキャッチしたといったところでした。それ以外のところに関しては、アタックがあまりうまくいかないところがあったので、個人的に何か打開できるようなプレーができればということを試合中ずっと意識していたので、成果に出たのかとおもいます。

――決勝に向けて修正したい点と注力したい点をお願いします

 自分たちが準備してきたことと相手が違うことをやってきたときの対応力がまだまだ浅いです。今週1週間でしっかり修正して決勝に向かっていきたいです。

 

ロック池本大喜(文構3=東京・早実)


――今日の試合、どういったマインドで臨みましたか

 『荒ぶる』に向かうために、決勝に行くことが大前提なので今日は絶対に負けられないという気持ちで臨みました。

――今日のご自身のプレーを振り返って

 前半は積極的なボールキャリーもできて良かったのかなと思います。ですが後半疲れが出てくる時間でディフェンスが軽いプレーになってしまって、そこは反省点です。

――ラインアウトのについて振り返っていただけますか

 相手の分析もしていて、相手のディフェンスがあまり脅威ではなかったので、自分たちがやってきたことが発揮できれば(ボールを)取れると思っていました。

――池本選手自身、ラインアウトで意識したことはありますか

 マックスリフトでまっすぐジャンプすることだけです。

――フィールドの部分ではいかがですか

 外国人選手に対して引かないということ、自分から前に出ることを意識しました。

――早いテンポで外国人選手がぶつかってくる中、ディフェンスをするのはやはり体力、精神的にもきつい部分がありましたか

 そうですね。ですが試合が始まってしまったら、そこはそんなに意識することはなかったのかなと思います。

――決勝に向けて意気込みをお願いします!

 ここまで来たら、絶対に『荒ぶる』を取りたいので、4年生のために頑張ります!

 

SO野中健吾(スポ1=東海大大阪仰星)

――今日の試合を振り返っての感想をお願いします

 厳しい状況での出場だったのですが、なんとかチームに勢いを与えられるようにという気持ちでいきました。

――もっとできた部分や課題はどこですか

 周りを見るところはもっと改善できるかなと思います。

――決勝に向けて注力していきたい部分はありますか

 相手がどちらになるかはまだ分からないですが、早稲田らしいアタックを全面にぶつけていきたいと思います。

 

SO/FB伊藤大祐(スポ3=神奈川・桐蔭学園)


――今日のゲームをチームの面と個人の面で振り返っていかがですか

 チームとしては1点差の試合でいい試合とまではいかない完璧な試合ではなかったかなと思います。もう一回帰って、反省はいろいろと必要だなと思います。個人も同じで、トライはとれたのですが、自分自身まだまだできるっていう場面が多かったので、ラスト1試合そこにかけてしっかり修正していきたいなと思います。

――ご自身のトライシーンを振り返って、WTB松下怜央(スポ4=神奈川・関東学院六浦)選手がケガっぽい感じだったかなと思うのですが、そこは意識して打ち切られた感じなのですか

 内側にFWがいてダミーに引っかかっていて、BKはBKの勝負だったのでそこは思い切って勝負しようとしていました。

――まだ決勝の相手は決まっていないですが、意識して修正していきたい部分は

 中盤にアタックのところでミスが多発してしまいました。そこは早稲田の強みにしなければいけないところだったので、しっかりそこのミスをなくして次の試合はもっと自分たちがボールをもってタックルして頑張っていきたいと思います。

 

CTB岡﨑颯馬(スポ3=長崎北陽台)

――試合を終えて率直な感想は

まず勝てたこと、次に進めることが一番うれしいなと思うんですけど、個人的にもチーム的にももっとうまくプレーできなかったという反省点がたくさんあるので、そこをしっかりと改善しないと次の決勝戦では勝てないなと感じています。

――取って取られてという展開でしたが、納得いかなかった部分は

前半アタックのチャンスがあった中で外側でのボールミス、ハンドリングエラーが多かったのでそこは課題です。ディフェンスの面でも外側でのブレイクを許してしまったのでそこは次に向けて反省しないといけないかなと思います。

――逆に接戦をものにしたという点では良かったと思います

勝ち切れたことはよかったですし、接戦をものにできたのもチーム力なのかなと思っています。

――荒ぶるまであと一つです。意気込みをお願いします

1年間やってきたこととこの試合で出た課題で改善できることにフォーカスしてできることをレベルアップしてミスをなくせるようにいい準備ができたらいいと思います。

 

WTB槇瑛人(スポ4=東京・国学院久我山)


――今日の試合、前半から振り返っていただけますか

 前半は外国人選手に食い込まれた場面もありましたが、FW勝負など(早大としても)戦えた部分はあったので、そこは次につながる良い部分だったと思います。個人的には外側のディフェンスのところでエラーをしてしまって、ゲインされる場面がありました。反省点として次までに修正して、また頑張りたいなと思います。

――トイメンではありませんでしたが、フィジカルの強い外国人WTB選手に対して、何か意識したことや対策したことはありましたか

 僕とマッチアップすることはなかったのですが、タックルしたプレーヤ―がずっと離さなければ、周りのディフェンスが助けてくれると思っていたので一人で止めようとせず、全員で止めようという話をしていました。ゲインを切られる場面もありましたが、止められた場面もあったのでそこは良かったところかなと思います。

――前半に見せたサインプレーからのトライシーンを振り返っていかがですか

 ずっと練習してきたプレーだったので、それが上手くハマったかなという印象です。うれしかったですね。

――では後半を振り返っていかがですか

 最初にディフェンスで僕のところでゲインされてしまって、(早大が)そこからペナルティーを犯し、点数を取られる場面がありました。入りの部分はまだまだ改善できる部分があるのかなと思います。

――ミスやペナルティーが多くなってしまった原因はどこにあるのでしょうか

 相手がジャッカルを狙ってきていたところで、相手より早くブレイクダウンに寄るということができていなかったので、そこは課題かなと思います。

――ブレイクダウンの寄りが決勝に向けての課題ということでしょうか

 そうですね。あとは外側のディフェンスのところです。

――決勝に向けての意気込みをお願いします!

 相手がどこになろうと早稲田は1年間やってきたことを、自分たちのやるべきことを出すことが第一に大事になってくると思います。あと残り1週間で早稲田のラグビーができるように、プレーの精度やクオリティを追求して、悔いが残らないように頑張りたいと思います。

――今、現段階でクオリティや質、完成度など成長を感じる部分はありますか

 選手権(全国大学選手権)に入ってからチームがまとまったというか、一つになっているなと感じます。FWのミスに対してBKがしっかりとトライを取り切ったり、BKのミスをFWがスクラムで取り返してくれたり、チームのまとまりの部分での成長は、選手権に入ってからすごく伸びたと思っています。クオリティのところでいうと、BKの外側でのアタックがまだまだ軽いミスが見られたので、次の試合までに整理して伸ばしていけたらなと思います。

――チーム力の話が出ましたが、相良主将が「4年生がよく声をかけてくれるようになった」と話されていました。槇選手自身、何か意識的に行ったことはありますか

 昌彦(相良昌彦主将、社4=東京・早実)や紘(吉村紘副将、スポ4=東福岡)が、僕たち4年生に対して引っ張る部分を求めてきてくれました。彼らもすごく頑張ってくれていましたし、4年生のチームだと思うので、二人だけに任せるだけではだめだなとすごく感じるようになりました。なるべく声を出せるように僕も頑張っています。

――具体的にどんな声をかけるのですか

 チームがしっかりと前を向けるように、そういったところでの声掛けはこの1年というか、選手権に入ってからすごく伸びてきた部分だと思っているので、来週も継続して頑張りたいです。

 

FB小泉怜史(文構4=東京・早実)


――今日の試合を振り返って

 やはり京産大には外国人留学生がいるということで、そこをいかに止めるかということが最優先事項でした。相手は前半に勢いを持ってくることが特徴だったので、入りのところをチーム全体で意識していて、そこは上手くいったのかなと思います。ですが、BKとして当初は(京産大は)詰めてくるディフェンスだと思っていたのですが、試合では引いてきたので、そこの対応が少しできていたのかなと思います。

――対応ができていなかったということですが、修正力の部分は試合を通していかがでしたか

 試合中にも声を掛け合って、なんとか相手を崩していけたので、どうにか修正はできたのかなと思います。

――相手のブレイクダウンの寄りの速さに苦しめられていた印象でしたが、チームとして何か意識したことはありますか

 非常にブレイクダウンに対して圧をかけてくるチームだったので、ブレイクダウンへの寄りのスピードを上げることを全員で試合中に意識しました。それで後半は良くなったのかなと思います。

――キック処理を任されていましたが、キックの部分を振り返っていかがですか

 キックとしては当たりも良くて、飛距離も出ていたので良かったのかなと思います。ですが今日はあまり蹴りあいをするのではなくて、自分たちから積極的に仕掛けていくというプランだったので、ロングキックというよりかは、コンテストボールやカウンターを重点的にやっていこうかなとバックスリーで話していました。また、アタックの部分で少し足りない部分がたくさん見えたのでそこを次に生かしていきたいなと思っています。

――小泉選手が交代した後も、どちらが勝つかわからない展開が続いていましたが、どんな気持ちでベンチから試合を見守っていましたか

 本当に僕はみんなのことを信頼しているので、安心して見ていました。負けている状況でも絶対に勝ってくれると信じていました。

――「1点差」の勝因は、小泉選手から見てどこにあると思いますか

 点数を積み重なる時に積み重ねて、トライを取り切るところでトライを取り切ることができたからこそ、こういう競った試合をモノにできたのではないかなと思います。

――決勝に向けての意気込みをお願いします!

 本当にラスト1試合になります。泣いても笑ってもあと1試合、4年間積み上げてきたものを、80分間通して見せることができたらいいかなと思っています!