デビュー5年目の原優介騎手が、阪急杯(4歳上・GIII・芝1400m)のホープフルサイン(牡8、美浦・本間忍厩舎)でJRA重賞初制覇を狙う。  原騎手は20年デビューの23歳。1年目は3勝に留まったが、2年目以降は2桁勝利を続けている。…

 デビュー5年目の原優介騎手が、阪急杯(4歳上・GIII・芝1400m)のホープフルサイン(牡8、美浦・本間忍厩舎)でJRA重賞初制覇を狙う。

 原騎手は20年デビューの23歳。1年目は3勝に留まったが、2年目以降は2桁勝利を続けている。とりわけ昨年は自己最高となる26勝をマーク。チャンピオンズCでは伏兵ウィルソンテソーロで2着に食い込むなど、一気に全国区の存在となった。ここまでJRA重賞は16回の参戦で未勝利だが、今年こそはタイトル奪取が期待される。

 阪急杯のパートナーはホープフルサインだ。重賞では実績で見劣るが、何を隠そう現役屈指の大穴キャラ。これまで5勝の人気は6、13、11、7、9。オープンでの馬券圏内4回の人気も7、5、9、9だから、とにかく人気薄では要注意といえる。明けて8歳となったが、前々走のタンザナイトSでは2着に好走。まだまだ衰えもない。

 実は原騎手も大穴キャラで、先々週の3歳新馬では単勝オッズ105.6倍のカフェニクスを勝利に導いている。この人馬の初タッグがどんな化学反応を起こすのか。穴党ならずとも注目して損はないはずだ。