東のレジェンド・横山典弘騎手が、マテンロウスカイ(セ5、栗東・松永幹夫厩舎)で中山記念(4歳上・GII・芝1800m)の4年ぶり6勝目を狙う。  横山典弘騎手はこれまで中山記念に23回騎乗。96年にサクラローレルで初制覇。その後も08年…

 東のレジェンド・横山典弘騎手が、マテンロウスカイ(セ5、栗東・松永幹夫厩舎)で中山記念(4歳上・GII・芝1800m)の4年ぶり6勝目を狙う。

 横山典弘騎手はこれまで中山記念に23回騎乗。96年にサクラローレルで初制覇。その後も08年と09年のカンパニー、14年のジャスタウェイ、20年のダノンキングリーと錚々たる名馬で勝利。通算5勝は歴代最多の数字となる。

 今年はマテンロウスカイで4年ぶりの参戦となる。騎手時代の同期である盟友・松永幹夫調教師の管理馬。デビュー2戦目から手綱を取り続けて、今回で16戦連続のコンビとなる。かなり乗り難しい面がありそうな馬だが、さすがは現役随一の名手だけあって、手の内に入れてきた。前々走のリゲルSで待望のオープン初勝利。前走の東京新聞杯でも0秒3差の5着に食い下がり、重賞でも通用する力を示した。

 今回は相手が強化されるが、そこは鞍上の腕の見せどころ。コーナー4つの1800mという舞台設定も合うイメージだけに、見せ場以上のシーンを期待したい。