【プレミアリーグ】トッテナム 1-2 ウルブス(日本時間2月18日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム) プレミアリーグの年間ベストゴール候補になっても不思議はない、スーパーなゴラッソが生まれた。ウルブスに所属するポルトガル代表FWのペド…

【プレミアリーグ】トッテナム 1-2 ウルブス(日本時間2月18日/トッテナム・ホットスパー・スタジアム)

 プレミアリーグの年間ベストゴール候補になっても不思議はない、スーパーなゴラッソが生まれた。ウルブスに所属するポルトガル代表FWのペドロ・ネトが、トッテナム戦で長い距離の爆速ドリブルから決勝点をアシスト。解説者も視聴者も驚いた様子だった。

【映像】90メートル爆速ドリブル→好アシストの瞬間

 1-1の同点で迎えた63分だった。ウルブスはCKのピンチを凌いでカウンターを発動。自陣ボックス手前でボールを拾ったネトは、そのまま右サイドをドリブルで信じられないスピードで駆け上がる。敵陣ボックス内に入ると相手DFエメルソン・ロイヤルを切り返しで翻弄。そのまま左足でマイナスに折り返すと、最後は走り込んだMFジョアン・ゴメスが右足ダイレクトで豪快に押し込んだ。

 自陣から敵陣まで約90メートルを爆速ドリブルで持ち上がり、正確なパスで決勝ゴールを演出したネトには、ABEMA解説を務めた粕谷秀樹氏も感嘆。「見事なスーパーロングカウンター。ネトのドリブルは、スピード、柔軟性、パワーのすべてを兼ね備えていましたね。エメルソンの守り方が間違ったわけではない、ネトが上回っていました。これはゴールオブ・ザ・シーズン(年間ゴール)候補に入ってもいいですよね」とコメントした。

 さらに視聴者も、「ネトやば」「すげえ」「あれ運べるのすごい」「伊東純也みたい」「よく運んだなあれだけ」「お手本のようなロングカウンター」「バケモンだって」「速すぎる」「はや」「うますぎる」「足はっや」「これネトいくらするんだ」「ウルブスのイナズマ」「ハイパーカウンターですやん」などネトを大絶賛していた。

 今季のネトは怪我で11〜12月を欠場したものの、16試合出場ですでに9アシスト目(ゴールは2)。1シーズンで9アシストは19-20シーズンのアダマ・トラオレ(現フラム)に並ぶクラブ記録で、プレミアリーグ全体でも2位タイだ。

 このハイパフォーマンスを受けて23歳のネトは移籍市場でも注目銘柄となっており、今夏の獲得に向けてマンチェスター・U、アーセナル、スパーズ、リヴァプール、バイエルン、ユベントスなどが注視していると報じられている。ウルブスは6000万ポンド(約113億円)の値札を付けたと噂されているが、この活躍が続いて争奪戦が激化すれば移籍金はさらに高騰するかもしれない。

(ABEMA/プレミアリーグ)