矢作芳人調教師が小倉大賞典(4歳上・GIII・芝1800m)のホウオウアマゾン(牡6)で史上7人目となるJRA全10場重賞制覇を狙う。  矢作調教師はこれまでJRA重賞を58勝。競馬場別では東京で22勝、京都で11勝、中山で8勝、阪神で…

 矢作芳人調教師が小倉大賞典(4歳上・GIII・芝1800m)のホウオウアマゾン(牡6)で史上7人目となるJRA全10場重賞制覇を狙う。

 矢作調教師はこれまでJRA重賞を58勝。競馬場別では東京で22勝、京都で11勝、中山で8勝、阪神で7勝、中京と新潟で3勝、福島で2勝、札幌と函館で1勝を挙げている。しかしながら小倉では11戦して未勝利。20年小倉記念のサトノガーネットでの2着が最高着順となっている。

 小倉大賞典にはホウオウアマゾンで挑む。21年のアーリントンCの覇者。その後は15連敗中だが、前走の中山金杯は番手から踏ん張っての5着。久々に見せ場をつくり、復調気配を感じさせた。1800mへの距離短縮はプラスのイメージなので、今回は上位争いになっても不思議ない。

 勝てば渡辺栄調教師、山内研二調教師、森秀行調教師、角居勝彦調教師、鮫島一歩調教師、中竹和也調教師に続き、史上7人目のJRA全10場重賞制覇となる。次々に記録を打ち立てる名トレーナーが新たな勲章を手にできるか、要注目となる。